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お悩み・ご質問

2017.04.14(金)

決算整理の落とし穴!「期ズレ」に要注意!

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今週の相談
決算整理業務を行っています。もしあればでいいんですが、決算整理の“落とし穴”を教えてほしいです。よろしくお願いします。

神奈川県 ゆうたん(28歳))

お察しのとおり、決算整理には“落とし穴”がある!

“落とし穴”ってのはどこにでもあるんだよな~!俺も現役のころ、海外遠征に行くときにパスポートを忘れて棄権、なんてことがあったよ……!俺の “落とし穴”は、忘れっぽさだったんだよな~!落とし穴ってのは、落ちたときに初めて気がつくものだ!だから、あらかじめ警戒しておくことが大切なんだぞ!それじゃ、行ってみよう!スマーッシュ!

決算整理は「期ズレ」に注意せよ!

決算整理のポイントについては先週も伝えたとおりだが、それ以外にも重大な“落とし穴”がある!それが「期ズレ」だ!期ズレってのは簡単に言うと、該当する会計年度に計上すべき売上や経費を、前年度や翌年度のものとして計上してしまうことだ!決算整理における期ズレは、もはや経理・会計あるあると言ってもいいくらい、よくあるミスだ!しっかりチェックしておこう!

ありがちな3つの「期ズレ」

じゃあ早速、具体的に起きやすい3つの期ズレを見ていこう!

1.締め後の売上計上

もっとも期ズレが起きやすいのが、決算をまたぐ売上の計上だ!売上をどの期に計上するかで、当然ながら法人税にも関係してくるから重要なんだ!とくに間違えやすいのが、締めた後の売上計上だな!

毎月20日を締め日にしている会社の場合、通常であれば21日から月末までの売上は、翌月分として処理するよな!?だが、決算月だけはこの法則には従わず、21日以降の売上も当月分として処理する!つまり、3月を決算月にしている会社では、3月21~31日に売り上げた分は、3月の売上=当期の売上として計上しなければいけないんだ!

このときに気をつけなければいけないのが、「売上計上基準」だ!「何をもって売上として計上するか」を決めておかないと、ここでまたブレが出てしまう!税法では、「出荷基準」「検収基準」「使用収益開始基準」「検針基準」の4つの基準がある!どこを基準にするかは業態などによって異なって構わないが、一度決めた基準は必ず毎期継続しなければいけないぞ!

2.経費の計上

経費の計上も、結構期ズレが起きやすい!経費は、基本的に商品やサービスを受けた日に計上する!逆に言えば、代金を支払っていても商品が届いていない場合や、当期に前払いしたもののサービスを受けるのは翌期という場合は当期の経費にならないってことだ!これを間違えると期ズレになってしまうぞ!

ただし例外もある!それは、外注費など売上に対応する費用の場合だ!期内の売上に対応する費用は、売上の計上日に計上することになるから間違えないようにな!

3.売上・仕入と在庫

決算をまたぐと、売上・仕入と在庫にも期ズレが起きることがある!やはり決算日を挟んだ取引では注意が必要だぞ!ありがちなのが、締め日以降に仕入れた商品を在庫にしていなかったり、締め日以降に販売した商品を在庫にしていたりするパターンだ!どちらも税務調査で指摘されるポイントになるから十分に気をつけよう!

重加算税もあり得る!気をつけろ!

ちょっと、そこの君!「期がズレたとしても、結局そのうち計上するんだからいいじゃん!」……とか思ってないだろうな!そんな君には、鉄槌のお仕置きスマッシュだ!決算ってのは、その会計年度にどんな売上や費用などがあったかを報告するもので、それによって支払う税金も変わる!だから、正確に期間を区切り、定められた基準に正しく従って計上する必要があるんだ!期ズレが発生すると「重加算税」が課されることもあるから、くれぐれも確認を怠るんじゃないぞ!それじゃ、今回はここまで!君の悩みに……スマーッシュ!

「熱血経理SHOZOのお悩み相談室」では、君たちからの熱い質問を待っているぞ!経理・会計・財務のことなら、どんな質問でも打ち込んでこい!そうだ、もっと声を出せ!スマーッシュ!

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