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経理用語

2017.06.26(月)

「株主優待」|経理用語解説

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こんにちは!6月は旧暦で水無月!水無月といえば京都の和菓子を連想してしまう経理ガールの真由美です♪

皆さんは水無月という和菓子をご存知ですか?京都以外ではあまり見かけることはありませんが、京都には6月あたりから和菓子屋さんはもちろんスーパーなどでも販売されるほどポピュラーな水無月という和菓子があります♪ういろうの生地に甘く煮た小豆を乗せて三角形にカットされた水無月には「半年間の身の汚れを落とし、これからの半年間を無事に過ごせますように」という思いが込められているそうです♪その神無月を6月30日、夏越の祓(なごしのはらえ)という日に食べる習慣があるんですって!

それでは第162回の経理用語です!

企業からの感謝の気持ち「株主優待」

162回目の経理用語は「株主優待(かぶぬしゆうたい)」!

株主優待は知っている方も多いとは思いますが、企業が一定数の株を保有している株主に対して送る「プレゼント」のようなものを指します。株主優待の内容は自社製品、商品券、クーポン券、特産品など様々ですが多くの企業がこの株主優待制度を実施しており、この制度をきっかけとして株式投資を始める方も多いようです。

株主優待制度を行う目的やメリットには以下のようなものが挙げられます。

・個人投資家の確保
株主優待はメリットやお得感がわかりやすいため個人投資家に人気があります。そのため株主の増加や維持を期待できるだけでなく、個人の株主が増えることで株式持合いや買収を避けることが期待できます。

・自社のファンを作る
株主優待制度で自社の製品やクーポン券などを送ることでコストを抑えながら、製品や店舗の利用を通して企業を理解してもらいファン(顧客)を獲得することが可能となるでしょう。

・企業の法人税が軽くなる可能性がある
株主優待は企業の経理において、配当金とは違い余剰金処分ではなく雑費などの費用科目として処理されます。そのため損益計算書での費用が増加し利益が減ることになるので税金を抑えることが可能となる可能性があります。

株主優待はコストを抑えながら顧客を得ることや個人株主の獲得、また節税などに繋がることがありますが、コストがかかることに変わりはないので検討する際には費用対効果をしっかりと考える必要があるでしょう。

真由美のミニミニ豆知識
株主優待は権利確定日の株主名簿に名前があれば、個人と同様に機関投資家も受け取ることができます。(海外の投資家や非居住者には発送を行っていない場合があります)ガバナンスやコンプライアンスが今ほど厳しくなかった以前は機関投資家や証券会社などの内部で株主優待を消化していることもあったようですが、最近では基本的に換金し運用財産に組み込むことが主な使い道のようです。

いろいろあるけど、経理は費用対効果を考えて優待をするのが一番ですよね!

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